PARMIGIANI FLEURIER | パルミジャーニ・フルリエ 2023新作 さらにコンパクトになった2つのモデルが誕生。パルミジャーニ・フルリエ「トンダ PF オートマティック」

　パルミジャーニ・フルリエの2023年新作として、36mmケースの「トンダ PF オートマティック」に新たに2つのモデルが加わりました。1つはローズゴールドとステンレススティールのコンビネーションモデル、もう1つはローズゴールドにディープルビーダイヤルと、同色のアリゲーターストラップが組み合わされたモデルです。

静謐な佇まい

　パルミジャーニ・フルリエで創造プロセスの中心となるのは、美観の純粋性の追求です。控えめで端正なスタイルが特徴のPFコレクションの中に、ローズゴールドとステンレススティールのコンビネーションのトンダ PF オートマティックを組み込むには、あるひとつの課題がありました。それは、PFコレクション特有の奥ゆかしさを損なうことなく、現代的なコンビネーションルックをデザインするということ。解決策となったのは、貴金属を使用して、ケースとブレスレットの造形的な特徴を強調することでした。たとえば、トンダ PFの精巧なローレット加工ベゼルは18Kローズゴールドで再現され、しなやかなブレスレットには徐々に細くなる形状を強調するために、ローズゴールドのリンクが採用されています。

スティールとゴールドのコンビネーションモデルとディープルビーダイヤルのローズゴールドモデル

　奥ゆかしさと多様性の採用は、メゾンの現代の規範の一部です。これは、より小ぶりな36mmケースの新しいトンダ PF オートマティックにも反映されています。色のコントラストと貴金属で表現されたふたつのモデルは、PFコレクションの基礎にある端正で品性のあるミニマリズムを忠実に受け継いでいます。

流れるようなライン

　先が細くなっていくブレスレットの流線の出発点となるのは、特徴的なしずく形のラグです。ブレスレット両端のポリッシュ仕上げのステンレススティールリンクと対照的に、垂直のゴールドリンクの表面はサテン仕上げで、中央の水平リンクを挟んでいます。ゴールドリンクは、フォールディングクラスプへ向かうにつれて小さく、細くなっています。まるでローレット加工ベゼルからゴールドのリボンが広がるかのように、ローズゴールドのリンクがブレスレットの流線形のシルエットを際立たせています。

GPHG2022で受賞

　36mmケースのトンダ PF オートマティックでは、40mmのトンダ PF スポーツ オートマティックと同じ美観と技術が、コンパクトで使いやすいサイズに搭載されています。誰にでもフィットするジェンダーフリーなサイズのトンダ PF オートマティックは、2022年に発表されました。ダイヤモンドインデックスのローズゴールドモデルは、2022年ジュネーブ時計グランプリでレディースウォッチ部門賞を受賞し、その真価が公に認められました。

ちょうどいいサイズ

　40mmのトンダ PF マイクロローターから続くラインの、よりコンパクトな36mmモデルには日付窓はありません。視線を泳がせるものを取り除き、ダイヤルを飾る緻密なバーリーグレイン（麦の穂）模様のハンドギョーシェと、インデックスのひかり輝くバゲットカットダイヤモンドがすべての視線を惹きつけます。豊潤なディープルビーのダイヤルには、同色のアリゲーターストラップが組み合わされています。

　トンダ PF オートマティックのケースサイズは、使いやすい36mm。現代的なコンビネーションルック、またはあたたかみのある18Kローズゴールド製の二種類のデザインが追加されました。