OMEGA | オメガパラリンピック冬季競技大会まであと1年。オメガ、コルティナでカウントダウンクロックを発表

　ミラノ・コルティナ 2026のオフィシャルタイムキーパーを務めるオメガが、2026年3月6日に開幕するパラリンピック冬季大会まで“あと1年”となったことを記念して、コルティナでスペシャルなカウントダウンクロックを発表しました。

　イタリアのリゾート地の中心部にあるアンジェロ・ディボーナ広場に設置されたこのクロックは、巨大なミラノ・コルティナ 2026のエンブレムを象っており、今後12か月間、開幕までの日、時、分、秒をカウントします。英語のほかイタリア語の表記もあり、さらにオリンピックとパラリンピックの両競技大会までの日程をそれぞれカウントダウンし、期待感を高めていきます。

　このカウントダウンクロックのテープカットを行ったのは、オメガ社社長兼CEOのレイナルド・アッシェリマンのほか、国際パラリンピック委員会会長のアンドリュー・パーソンズ氏、オメガタイミング CEOのアラン・ゾブリスト、ミラノ・コルティナ 2026 CEOのアンドレア・ヴァルニエ氏、ミラノ・コルティナ 2026副会長兼イタリアパラリンピック委員会会長のルカ・パンカリ氏です。出席者はそれぞれ次のようにコメントしています。

レイナルド・アッシェリマン（オメガ社社長兼CEO）
　オメガにとってコルティナは重要なスポーツ遺産の地です。1956年に冬季オリンピックを開催するためにこの地を訪れ、それからちょうど70年。オリンピックとパラリンピックの両大会を計測するために再びこの地を訪れることは、とてもエキサイティングなことです。選手たちが成し遂げるであろう、とてつもなく素晴らしい活躍を見るのが待ちきれません。

アンドリュー・パーソンズ氏（国際パラリンピック委員会会長）
　ミラノ・コルティナ 2026に関わるすべての人にとって、この1年間のカウントダウンはスリリングな瞬間です。このパラリンピック冬季大会を取り巻く環境は、本当にエネルギーに満ちあふれており、オメガという熱心なパートナーを得られたことを光栄に思います。オメガはパラリンピック・ムーブメントの価値を認め、その役割に多くの経験と専門知識をもたらしてくれます。来年パラリンピックが始まるとき、スポーツの魔法を分かち合えるのが待ち遠しいです。

アラン・ゾブリスト（オメガタイミング CEO）
　冬季パラリンピックでは、冬季オリンピックと同じ計時機器を使用しますが、特定の競技のためにいくつかの特別な装置が追加されます。そのため、多くの専門知識と知見が必要となります。タイムキーパーの誰もが大会を心待ちにし、1秒1秒を記録することを楽しみにしています。

アンドレア・ヴァルニエ氏（ミラノ・コルティナ 2026 CEO）
　歴史上初めて、大会には“ミラノ・コルティナ 2026”と2つの都市の名前があります。ミラノでオリンピックのカウントダウンがオメガと共に始まった後、今度はコルティナがパラリンピックまでの残り1年のカウントダウンを行う番です。ドロミテに大会を復活させる素晴らしいイベントまであと何日、何時間、何分かを数えていきます。

ルカ・パンカリ氏（ミラノ・コルティナ 2026副会長兼イタリアパラリンピック委員会会長）
　パラリンピックは、関係者全員にとって感動的で大切なイベントです。ミラノ・コルティナ 2026に来るすべてのアスリートと観客にとって、忘れられない瞬間になることをお約束します。

　なおこのセレモニーには、オメガのパラリンピックアンバサダーであるオクサナ・マスターズ選手とテオ・グミュール選手も参加しました。アメリカのオクサナ・マスターズ選手は、パラバイアスロンのスペシャリストであり、2012年以降、夏季・冬季を通じて19個のパラリンピックメダルを獲得している伝説的なアスリートです。彼女の隣には、スイスのアルペンスキーヤーで、3つの金メダルを含む4つのパラリンピックメダルを獲得しているテオ・グミュール選手がいました。彼らは、パラリンピックでのキャリアを通じて、この象徴的なスポーツ大会が表す正確性、献身性、卓越性を一貫して示しています。

　ミラノ・コルティナ 2026 パラリンピック冬季競技大会は、2026年3月6日から15日にかけて開催されます。大会には50か国から最大650人の選手が参加し、6競技79種目でメダルを目指した熱戦が繰り広げられます。

　オメガは1992年のアルベールビル大会以来、パラリンピックのオフィシャルタイムキーパーを担っています。これは、オメガが1932年のオリンピックからオフィシャルタイムキーパーを務めていることの延長です。この間、オメガはスポーツ界で最も重要な計時技術を導入するとともに、あらゆるパフォーマンスを最高の精度で記録してきました。オメガの重要な役割は、競技の成功に欠かせないものであり、各大会において、選手、審判員、観客の皆様から厚い信頼を寄せられています。