OMEGA | オメガ 2024新作 Apollo 8に想いを馳せて。オメガ「スピードマスター ダーク サイド オブ ザ ムーン アポロ8号」

　2024年の新作としてオメガより、最先端のテクノロジー、数々の素材と卓越した専門知識を駆使して製作された「スピードマスター ダーク サイド オブ ザ ムーン アポロ8号」が登場します。

　1968年、NASAのアポロ8号は人類初の月周回飛行に成功し、新たな歴史を刻みました。この前人未到のミッションにおいて、すべての搭乗宇宙飛行士が着用していたのが、オメガ スピードマスターです。歴史的な月探査計画において、オメガのタイムピースが宇宙飛行士たちの拠り所となっていたのです。新作「スピードマスター ダーク サイド オブ ザ ムーン アポロ8号」は、オメガがこのストーリーにオマージュを捧げ、製作されます。

　オメガは2018年にアポロ計画50周年を記念して、スピードマスター ダーク サイド オブ ザ ムーン アポロ8号を初めて発表しました。今回の新作はこの原点に立ち帰り、2018年のモデルと同じデザインを採用する一方で、ディテールと洗練度をさらに高めました。

　全体的なデザインに唯一無二の美しさをもたらしているのは、搭載された新キャリバー3869です。ブラック仕上げのメインプレートとブリッジに、レーザー加工で月のレリーフを描き、月と同じように2つの異なる面を表現しています。ダイアル側は私たちが地球から 見ている月面＝月の表側、一方、時計の裏面は宇宙飛行士だけが見ることのできるダーク サイド＝月の裏側になっています。以前よりもさらに精緻なレーザーエングレービングと コントラストのある表面の仕上げが可能となり、月面をさらに詳細に表現することができました。この際立った特徴を持つムーブメントがライトグレーの歯車やダークグレーのテンワと並び、美しい調和を見せています。

　この手巻きキャリバー3869はコーアクシャル マスター クロノメーターの基準を達成して おり、スイス時計業界最高レベルの精度、クロノメーター性能、耐磁性を実現しています。

　月の装飾が施されたムーブメントは、陽極酸化アルミニウム製のブラックのスケルトン ダイアルから見ることができますが、このタイムピースの魅力はそれだけにとどまりません。44.25mmのケース、ポリッシュ仕上げのベゼル、そしてケースバックはすべてブラックセラミック製です。タキメータースケールはホワイトの“グラン・フー”エナメル。そして中央のクロノグラフ秒針やパンチング加工が施されたブラックラバー ストラップの内側には、このモデルのテーマカラーであるイエローが効果的に使われています。

　今回、特筆すべきもう一つの新しい特徴は、特許出願中の9時位置のスモールセコンド針です。グレード5チタン製のこの針は、NASAの有名なサターンVロケットを象っています。回転レーザー加工で作られた3D構造で、ホワイトのニスで色付けして、レーザー加工で最終的な装飾と黒いカラーリングをしています。小さいながらも、まさにアポロ計画の成功を 祝う感動的なディテールと言えるでしょう。

　ケースバックには、"WE'LL SEE YOU ON THE OTHER SIDE ―あちら側でまた会おう"という文字等がエングレーブされています。この言葉は、アポロ8号が月の裏側に姿を消す直前、つまり史上初めて地上との通信が途絶えるという時に、司令船操縦士だったジム・ラヴェルが地上管制官に告げた有名なメッセージです。

　地球から見上げる月の表面は遠く、常に謎と好奇心を掻き立ててきました。新作「ダーク サイド オブ ザ ムーン アポロ8号」を身につければ、いつも手元に月を感じていただけるでしょう。そしてオメガが築いてきた宇宙探査とのつながりも感じることでしょう。世界が未来のさらなる可能性に目を向けている今、アポロ8号のミッションは、人類の力を結集すればどれほどのことが達成できるかを思い出させてくれます。