OMEGA | オメガ “不可能を可能に” オメガ 15,000ガウス以上の超高耐磁性ムーブメント 東京本社にて発表
磁気は機械式時計の精度に大きな影響を与えます。これは時計メーカーにとって長年の悩みの種でした。オメガはこの問題を解決する画期的なムーブメントを開発し、これを搭載した新モデル「オメガ シーマスター アクアテラ15,000ガウス」を発表しました。2013年6月27日、東京のニコラス・G・ハイエックセンターでこの発表記者会見が開催されました。
スウォッチ グループ ジャパン株式会社 代表取締役社長兼オメガ事業本部長 クリストフ・サビオ氏、OMEGAスイス本社 プロダクト開発担当副社長 ジャン=クロード・モナション氏、ETA社 摩擦学・素材学エンジニア マシュー・ウルヴェ氏がプレゼンターとして出席しました。
はじめにサビオ氏は、オメガの画期的な技術革新についていくつかの例を挙げました。1932年の世界初のダイバーウォッチ、オメガマリーンの開発、1965年のスピードマスターのNASAの公式時計選出/月面着陸から、1999年のコーアクシャル脱進機の発表など、パイオニア精神は昔からオメガブランドのDNAの一部であると強調しました。
OMEGAスイス本社 プロダクト開発担当副社長 ジャン=クロード・モナション氏は、プロダクト開発の視点から、オメガの長年の重要な技術革新例として、リキッドメタルR、セラゴールド、そしてコーアクシャル脱進機を挙げて、それぞれの技術を振り返りました。彼は同時に、オメガのプロダクト開発理念である、美しさ、信頼性、継続性、革新性がブランドの強みになっていることを述べました。
その後、今回の記者会見のメインテーマである超高耐磁性ムーブメントについて、オメガがスウォッチグループの関連会社からエンジニア、科学者、治金技術者を集め、この高耐磁性ムーブメント技術を確立するに至った経緯を述べました。スウォッチグループCEOであるハイエックから時計のプロダクト開発における新しいアイデアを問われた時、それは間違いなく高耐磁技術であると答えたこと明かし、それが今回の技術革新の始まりであったと述べました。また、現状で考えるよりもはるかに高い技術革新を求められたことも語りました。
ETA社の摩擦学・素材学の技術者であるウルヴェ氏は、我々の日常生活において磁気がどのような影響を持っているかをスライドとムービーを使って説明し、磁気の影響は日常生活に溢れていることから、機械式時計が正確に時を刻む為に耐磁技術は欠かせないと強調しました。
3名のプレゼンテーションの後、参加者が実際にこの超高耐磁技術を実際に体験できるよう、デモンストレーションが行われました。普通に身の回りにある磁石、ハンドバッグのバックル部分の磁石などに、従来の機械式時計をあてがうと、時計の針が実際に止まる事が参加者の目の前で示され、同じ状況下で、オメガ シーマスター アクアテラ15,000が試されると、何事も無かったように正確に動き続ける事が実証されました。今回の記者会見には、テレビ、新聞、雑誌などのメディアから多数の出席があり、デモンストレーションセッションでは、目新しい実験を興味津々で記録される姿が見られました。
※2013年7月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。
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