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MORITZ GROSSMANN | モリッツ・グロスマン 2色のエナメルダイヤルを採用した日本限定モデル 「アトゥム・エナメル ジャパンリミテッド」

MORITZ GROSSMANN(モリッツ・グロスマン) 2色のエナメルダイヤルを採用した日本限定モデル 「アトゥム・エナメル ジャパンリミテッド」

 2017年5月、ザクセンのグラスヒュッテに拠点を構えるドイツ高級時計ブランドのモリッツ・グロスマンから、“クリーム” と “アイボリー” 2色のグランフー・エナメルダイヤルを搭載した日本限定モデル「アトゥム・エナメル ジャパンリミテッド」が発表されました。


  グロスマン・マニュファクチュールで2番目のシリーズである「アトゥム」は、古代エジプト神話の万物の創造主からインスピレーションを得て名付けられました。歴史的な精密機器を現代に翻案し、モリッツ・グロスマンの工房で手作りされる「アトゥム」は、古典的な手法で製作された19世紀のモリッツ・グロスマンの時計のあらゆる特徴と、その根底にある価値を備えています。


  このモリッツ・グロスマンを象徴するシリーズにブランド初となるグランフー・エナメルダイヤルを搭載した世界限定モデル「アトゥム・エナメル」をベースに、日本市場のために幾つかの特別仕様を採用した本作はローズゴールドとホワイトゴールド各7本の限定生産です。


  この「アトゥム・エナメル ジャパンリミテッド」にはスイスの名門ドンツェ・カドランに特別オーダーをした、2色のグランフー・エナメルダイヤルが搭載されています。ローズゴールドにはケースの色味に合わせた暖色の強い “クリーム・エナメル” ダイヤルを、ホワイトゴールドには通常のホワイトエナメルより淡い色調の “アイボリー・エナメル” ダイヤルが採用されています。どちらのダイヤルも銅板の表面に釉薬を塗って高温で焼成する古典的な製造方法で作られ、その平滑面は独特の艶と工芸品のような美しさを備えています。

 “クリーム” と “アイボリー” のエナメルダイヤルに合わせ、この日本限定モデルのダイヤル上の全ての表示は、モリッツ・グロスマンを象徴する自社製針の独自の焼き色に合わせ、ブラウンバイオレットカラーに統一されています。ホワイトエナメルダイヤルを採用した世界限定モデルの前作では、モダンな要素も備えていましたが、本作の日本限定のダイヤルは懐中時計を彷彿させる、よりクラシカルで円熟味のある雰囲気を醸し出します。


  また、通常のモリッツ・グロスマンのモデルに用いられる全ての針は、キャップを被せた “針の目” から針の先端の反対側にウェイトが付いたデザインですが、本作に採用したランセット型の分針ではこのウェイト部分はカットされています。針の装飾的な部分が削ぎ落とされ、絶妙な色合いの美しいエナメルダイヤルの表面がより際立ちました。


    シースルーバックからは深みのあるエナメルダイヤルに調和する、自社製キャリバー100.1がご覧いただけます。地板と洋銀製3分の2プレートを支柱でつなぐこの古典的なムーブメントは、グラスヒュッテの懐中時計クロノメーターのデザインを踏襲し、ゴールドシャトンやブラウンバイオレットに焼き戻した平型ねじにより立体的なアクセントが添えられます。ムーブメントの奥深くに収められた輪列の歯車や、レバーとスプリングの縁などの見えない部品にさえも、モリッツ・グロスマンでは職人の手作業による面取りとポリッシュ仕上げが施されます。また、本作では時計の心臓部分の調速機でも古典を追求するため、このモデルのために特別に製作されたブルーのヒゲゼンマイが搭載されました。このタイムピースは表裏共に、伝統的な懐中時計そのものです。


  しかし、モリッツ・グロスマンの時計は決して単に昔の時計を模倣するのではなく、現代の技術による革新的な要素もその機構に備えています。それは例えば、4時位置のプッシャーでストップセコンドを再起動させる独自のグロスマン製プッシャー付き手巻き機構や、空気抵抗を最小限に抑えるために設計され、限りなく精確に調整が可能なグロスマン製テンプなどです。現代の職人の手で再現される古典的な技術と、最新の技術による革新的な要素を備える「アトゥム・エナメル ジャパンリミテッド」は、唯一無二のエナメルウォッチと言えるでしょう。



アトゥム エナメル ジャパンリミテッド (写真右上から順に)

ケース径:41.00mm
ケース厚:11.35mm
ケース素材:18K ローズゴールド
ストラップ:手縫いのアリゲーター、18K ローズゴールド製ダブルフォールディングバックルまたは18K ローズゴールド製ピンバックル
ムーブメント:手巻き、Cal.100.1(自社製)、毎時18,000振動、約42時間パワーリザーブ、20石(うち3石はねじ留め式ゴールドシャトンに使用)
仕様:時、分、ストップセコンド機能搭載スモールセコンド、グロスマン製プッシャー付き手巻き機構、グロスマン製テンプ、針合わせファンクション解除・時計リスタート用プッシャー、小型化したグラスヒュッテ式コハゼ装置(改良型)、段差式テンプ受け、グロスマン製精密調整ネジによる調整、洋銀製3分の2プレートと支柱からなる支柱構造、テンプ受けおよびガンギ車受けにハンドエングレービング、幅広のグラスヒュッテ・ストライプ模様、角穴車の3段サンバースト模様、平型ネジ留め式の盛り上がったゴールドシャトン、個別に取り外し可能なクラッチ式巻き上げ機構、針合わせ用ストップセコンド機構、ケースバックに “Limitation 7” の刻印、ドンツェ・カドラン製グランフー・クリーム・エナメルダイヤル、焼き戻してブラウンバイオレットに発色させた手仕上げのスチール針、片面反射防止加工をしたサファイアクリスタル風防
限定:世界限定7本
価格:ダブルフォールディングバックル 4,100,000円(税抜)、ピンバックル 3,800,000円(税抜)
発売予定:2017年5月


【バリエーション】
ケース:18K ホワイトゴールド/グランフー・アイボリー・エナメルダイヤル/世界限定7本/価格:ダブルフォールディングバックル 4,400,000円(税抜)、ピンバックル 4,000,000円(税抜)

MORITZ GROSSMANN(モリッツ・グロスマン) 2色のエナメルダイヤルを採用した日本限定モデル 「アトゥム・エナメル ジャパンリミテッド」


※2017年5月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。

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