MORITZ GROSSMANN | モリッツ・グロスマン ドイツ時計ブランド「モリッツ・グロスマン」が日本に初上陸 ?世界初のブティックが東京・小石川にオープン?

　 2015年1月30日、ドイツの高級時計ブランド「モリッツ・グロスマン」が日本初上陸に合わせ、世界で初のブティックを東京・小石川にオープンしました。

　 モリッツ・グロスマン(1826-1885)はドイツ時計学校を設立するなど、ドイツ・グラスヒュッテの時計産業の歴史を語る上で欠かすことのできない存在の時計師です。モリッツ・グロスマンの伝統を受け継ぎ、最高品質の素材などを基礎に据えた究極のクラフトマンシップを再興するため、2008 年にドイツ・グラスヒュッテでグロスマン・ウーレン社は設立されました。2010 年にファーストモデル「ベヌー」を発表し、現在までにハイコンプリケーションのトゥールビヨンを含む全4 モデルを展開しています。徹底した「手作り」にこだわり、時計の針までも自社で製造、ねじを含むパーツ一つ一つさえも職人の手作業により完璧に仕上げられます。

　 モリッツ・グロスマン ブティックは100平方メートルの敷地面積に天井の高さは7ｍを誇ります。元印刷工場だった店内は従来の高級時計のブティックのイメージを覆す開放感のある空間が広がり、モリッツ・グロスマンの世界観を表現するために凝らされた意匠は洗練された居心地の良い空間を演出します。ブティック入口には桜並木が続く播磨坂に完璧に沿うように緑の壁が施され、店内は白いレンガと漆喰の壁と黒い木の床のコントラストが落ち着いた雰囲気を醸し出します。天井の両端には印刷工場で使用されていたクレーン用のH型鋼を残し、一段上がったスペースに置かれたドイツ、ハイデルベルグ社の古い活版印刷機が架空の印刷工場を濃厚に再現します。

　 グロスマン・ウーレン 社CEO のクリスティーネ・フッター氏は次のように語ります。「日本は最も重要なマーケットの一つであります。東京でブティックをオープンするにあたり私たちの歴史は新たなステージに入りました。世界初のブティックである東京ブティックには、ブランドの哲学と精神を表現する最適の空間演出が施されています。」

　 モリッツ・グロスマン ブティックではグラスヒュッテ製のアンティーク工具が飾られ、全ラインの商品が展示、販売されます。