JAEGER-LECOULTRE | ジャガー・ルクルト 2026新作 超薄型自動巻ムーブメントにフライングトゥールビヨンとミニッツリピーターを 融合させたオープンワークの傑作。ジャガー・ルクルト「マスター・ハイブリス・メカニカ・ウルトラスリム・ミニッツリピーター・トゥールビヨン」
2026年の新作としてジャガー・ルクルトが、グランドメゾンの名高い超薄型キャリバーを再解釈し、ミニッツリピーターとフライングトゥールビヨンを融合させた、「マスター・ハイブリス・メカニカ・ウルトラスリム・ミニッツリピーター・トゥールビヨン」を発表しました。18Kピンクゴールド製ケースに収められ、厚さわずか8.25mm。機構全体が眺められる構造で、ムーブメントはサファイアの透明性によって明らかになり、装飾を削ぎ落としたダイヤルがムーブメントを囲むオープンワークのリングを形成するデザインです。7件の特許技術を駆使し、そのうち6件は2014年のキャリバー362発表のために特別に開発されました。この時計には、1分間のフライングトゥールビヨンや美しく響き渡るミニッツリピーターなど、時計づくりにおいて最も注目すべき偉業の数々が融合しています。
偉大な遺産:チャイム機構を備えた時計、超薄型キャリバー、計時精度
2014年の発表当時、画期的な発明と革新的な美学を体現したキャリバー362は、2つの重要な分野であるチャイム機構と精密な計時技術において、ジャガー・ルクルトの卓越した遺産を継承しています。そして今なお、世界で最も薄い自動巻ミニッツリピーター トゥールビヨンであり続けています。
ジャガー・ルクルトの超薄型ムーブメントにおける専門技術は、ジャック=ダヴィド・ルクルトとエドモンド・ジャガーのコラボレーションに遡ります。この協働により、1907年に発表された厚さ1.38mmという記録的な薄さを誇るキャリバー145が誕生しました。
1946年に初めてとなるトゥールビヨン ムーブメントを開発し、1993年に初のトゥールビヨン腕時計を発表して以来、ジャガー・ルクルトが追求する計時の精度の高まりは、トゥールビヨンケージの構造とヒゲゼンマイの形状における数々の発明につながり、様々な調速機構に最適化されています。1870年に初のミニッツリピーターを発表して以来、ジャガー・ルクルトは200種類以上のリピーターキャリバーを製作してきました。マニュファクチュールが打音の複雑機構、音質、音色、音量、リズムの研究に注いだ時間と労力は、数多くの特許を生み出し、その中にはキャリバー362に組み込まれた技術もいくつか含まれています。
それぞれの複雑機構に別々のレイヤーを重ねるのではなく、キャリバー362は最初から完全に統合されたムーブメントとして構想されました。ミニッツリピーターはベースキャリバーに追加されるものではなく、構造そのものの本質的な部分を形成しています。この統合こそが、ムーブメントの卓越した薄さを実現する基盤となっています。
打音機構は、垂直方向の空間を最小限に抑えるよう完全に再設計されました。その最適化された構造が占めるのはキャリバー全体の体積の約3分の1で、音響性能を損なうことなく厚みを削減するために各部品がどれほど入念に計算されたかを示しています。メインプレート内のラックやハンマー、ゴングの配置を見直すことで、ジャガー・ルクルトのエンジニアは、リピーター機構に従来必要とされていた追加層を不要なものにしました。
このスリムな輪郭に同様に貢献しているのが、59個の部品で構成された重さ0.248gのフライングトゥールビヨンです。上部ブリッジを省略したことにより、1分間のフライングトゥールビヨンは構造の高さを抑えつつ、視覚的な軽やかさを高めています。上部の支えをなくしたことで、ムーブメントの美しい透明性を高めるだけでなく、余分な素材を取り除き、垂直方向の空間を最適化しています。
ローターも決定的な役割を果たしています。従来のセンターローターに代わり、キャリバー362はムーブメントを囲むように配置されたペリフェラルローターを備えています。この独創的な解決策により、巻き上げローターの重ね付けによる厚みの増加が解消され、超薄型の輪郭を維持しながら効率的な自動巻き上げを実現します。
ミニッツリピーターの一体化、フライングトゥールビヨンの構造、ペリフェラル巻き上げシステム。それぞれは単なる追加ではなく、薄型化への構造に貢献する要素として考案されています。
軽やかさ、透明感、目を引くコントラスト
キャリバー362を搭載したこのハイブリス・メカニカは、ムーブメント全体を披露するようデザインされました。その組み立てだけでも7週間を要し、ミニッツリピーター機構が作動する全体の動きやトゥールビヨンの魅惑的なダンスなど、593個の部品の繊細さを明らかにします。
この美しさを披露し、引き立てるためには、スケルトン加工というキャリバーの既存ブリッジ内に開口部を設けることが伝統的な手法でした。しかし、ジャガー・ルクルトにとって、それは十分ではありませんでした。ムーブメントの機能に不可欠なブリッジやプレートといった構造部品が、依然としてキャリバーの一部を見えなくしていたからです。
サファイアブリッジ、革新的な解決策:ムーブメントの構造的な安定性に欠かせない3つのブリッジは、金属ではなく透明なサファイアクリスタルで精密に構築されています。ムーブメント内部に直接サファイアブリッジを形成するには、特に重要なルビー11個の精密なセッティングなど、複数の技術的課題が存在したため、グランドメゾンにとって重要な成果となりました。ルビーをサファイアクリスタルへ直接セッティングすることが不可能であったため、18Kピンクゴールド製の石座を巧みに利用しました。この技術的偉業は課題を解決しただけでなく、キャリバーの芸術的な美しさを高めることにもつながりました。透明性と純粋な視覚美を引き立てるため、サファイアブリッジには研磨、反射防止コーティング、そして帯電防止処理が施されています。
14種類の装飾技法:キャリバーの美しい輝きは、サンドブラスト、ペルラージュ、研磨、フラット研磨、ストレートグレイン、リニアブラッシュ仕上げ、サーキュラーブラッシュ仕上げ、コート・ド・ジュネーブ、ダイヤモンド研磨、スネイル仕上げ、サンレイブラッシュ仕上げ、面取り加工、ギョーシェ彫りなど、ケースの仕上げを含む様々な仕上げによって引き立てられています。手作業で行われた仕上げの卓越した精度は、面取り加工、ペルラージュ、様々な表面への多様なブラッシュ仕上げや研磨に至るまで、すべての部品に確かに施されています。この細部へのこだわりは、ムーブメントを彩る48の内角と手作業による60の面取り加工が施された部品によって体現されています。
卓越したダイヤル:ダイヤルは18Kピンクゴールド製ケースによって優雅に引き立てられ、このキャリバーに新たに導入された多様な表面仕上げは、輪郭をなぞる光の戯れを際立たせています。精巧な表示を囲むように、ダイヤルはムーブメントの周辺部で18Kホワイトゴールド製のオープンワークリングへと装飾がそぎ落とされ、ジャガー・ルクルトのメティエ・ラール™工房で製作された傑作、18Kピンクゴールドの自社製巻き上げローターが優雅なギョーシェ彫りを露わにしています。視覚的なコントラストを生み出すため、18Kピンクゴールド製のアプライドアワーマーカーとジャガー・ルクルトのロゴは、針と巻き上げローターと調和しています。
一体化の芸術:超薄型キャリバー362のためにデザインし直された複雑なケースは、60個の部品で構成されています。従来型のスライドに代わる革新的な機構として開発されたオリジナルのキャリバー362は、10時位置に配された特許取得の格納式ボタンでミニッツリピーターを作動させ、8時位置のセカンドボタンでロックと解除を行う仕組みを組み合わせています。これらのボタンは、その新しいケースに完璧に統合されるよう、ハイブリス・メカニカのキャリバー362専用に再設計されています。
技術的な創造性と薄さの傑作
マニュファクチュールが「完璧な」チャイムを追求し続ける証として、キャリバー362のミニッツリピーターは、187個の部品で構成され、調速機構と自動巻きシステムが調和するよう設計された打音機構を備えています。この設計により、卓越した音響性能と極薄化の両方を実現しています。キャリバーの主要構造に直接組み込まれたミニッツリピーターは、音色の純度と共鳴を最適化した一体型で四角形のゴングを備えています。これらはトレビュシェスタイルの連結式ハンマーと組み合わされ、より優れた速度と精度でゴングを打ち、力強さと洗練を兼ね備えた音を生み出します。
キャリバー362専用に開発された、自社特許取得のサイレント・タイムラプス・リダクション機能は、この一体化の哲学をさらに体現しています。特にクォーターアワーが打鐘されない場合、時と分の チャイムの休止時間を劇的に短縮することで、なめらかで途切れない音が連続して響きます。
ベースプレートの切り欠きと、それを固定するコックやブリッジの排除、さらに特許取得のフライングテンプにより、フライングトゥールビヨンの透明性がさらに高められています。極めて精密で同心的な「鼓動」と、それによる高精度な計時を確保しつつ薄型化を実現するため、ジャガー・ルクルトのエンジニアはS字型ヒゲゼンマイを発明し特許を取得しました。このS字型ヒゲゼンマイは、トゥールビヨンブリッジを排除したことにより、あらゆる角度から眺めることができます。この斬新なスプリング形状の発明は、トゥールビヨンの特殊な構造とキャリバー全体の薄型化に必要なものでした。
3つの主要な革新技術により、高さわずか5mmの超薄型自動巻ムーブメント内に、キャリバー362の美しい技術と複雑機構が実現されています。
ゼンマイを巻き上げるローターはペリフェラルローターとして設計され、キャリバーの厚みが増えないという利点に加え、ダイヤル側と裏蓋側の双方からムーブメントの美しさを余すところなく鑑賞できるという二重の利点をもたらします。特別に設計された36個のセラミック製ボールベアリングに支えられ、着用者の手首の動きによって作動するローターは、最適な巻き上げ効率を実現するため、両方向に自由に回転します。
Master Hybris Mechanica Ultra Thin Minute Repeater Tourbillon
マスター・ハイブリス・メカニカ・ウルトラスリム・ミニッツリピーター・トゥールビヨン
Ref:Q13125S2
ケース径:41.40mm
ケース厚:8.25mm
ケース素材:18Kピンクゴールド(750/1000)
防水性:3気圧(30m)
ストラップ:ブラウンアリゲーター、小さな鱗模様入りのライニング、18Kピンクゴール製ピンバックル
ムーブメント:自動巻、Cal.362(ジャガー・ルクルト製)、42時間パワーリザーブ
仕様:時・分表示、サイレント・タイムラプス・リダクション搭載ミニッツリピーター、1分間フライングトゥールビヨン、ホワイトゴールド製オープンワークダイヤル、シースルーケースバック
限定:10本
価格:要お問い合わせ
※2026年4月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。
BRAND NEWSジャガー・ルクルト ブランドニュース
BRAND CONTENTS ジャガー・ルクルト コンテンツ一覧
INFORMATION
ジャガー・ルクルト(JAEGER-LECOULTRE)についてのお問合せは・・・
ジャガー・ルクルト
TEL: 0120-79-1833
ジャガー・ルクルト ブランドページを見る