メインコンテンツに移動

H.Moser & Cie. | H.モーザー 乗るか、そるか、乗り直すか? 闘争精神のシンボルとなる「スイス アルプ ウォッチ」

H.Moser & Cie.(H.モーザー) 乗るか、そるか、乗り直すか? 闘争精神のシンボルとなる「スイス アルプ ウォッチ」

  スマートウォッチ市場は、エレクトロニクス産業の巨大企業に牽引されてここ12か月で爆発的に成長し、2015年の販売個数は600万個を超え、売上高は60億ドルを突破しました。研究開発予算は80億ドル超と、スイス最大の時計製造グループの売上高を上まわる数字となっています。まだ着手したばかりの業界大手企業は、この市場にまたしても革命を起こし、消費者の行動に変化をもたらそうとしています。こうした巨大企業の脅威に直面したスイスの時計企業が対処する方法は幾通りもあります。まず、多くの時計ブランドがそうしているように、何もしないでいることもできるでしょう。また、伝統とテクノロジーを組み合わせるという、その場しのぎの日和見主義的なアプローチを取ることもできるでしょう。しかし、もう一つ、何世紀にもわたるスイス時計製造業界の評価を決める価値のために戦うという選択肢もあるはずです。この最後の方法こそ、H. Moser & Cie.(H. モーザー社)が追求することに決めた方法であり、その闘争精神のシンボルとなるのがスイス アルプ ウォッチです。


  スマートウォッチという試練を突きつけられたスイス時計製造業界は、混乱に陥りました。しかし、多くの市場関係者からはまったく反応がありませんでした。そのこと自体、驚くべきことです。何もせずに脅威が過ぎ去るのを待つというのは、危険な方法です。しかし、伝統的な高級時計製造と、すでに時代遅れとなっている技術(接続されたブレスレット、NFC/RFID チップ、その他の古くさいインターフェースなど)を組み合わせるという日和見主義的なアプローチは、スイス時計製造業界にさらに大きな害をもたらします。こうした試みは、機転やビジョン、専属市場の欠如によって、失敗する運命にあります。高級スイス時計の将来を明るいものにするためには、品質と伝統という本来の価値に焦点を当てつつも、革新的・創造的であり続ける必要があります。


「私はスイス アルプスの山奥で、何世代にもわたって時計職人だった家族のもとで育ちました。スイス時計製造技術は、私たちの遺産の一部です。この遺産は、過去にも深刻な試練に見舞われました。クォーツの危機を乗り越えた私の父は、時計職人たちを一つの目標のもとに結集させたこの試練の時期について、しばしば語ってくれます。今、H. Moser & Cie. はスイス アルプ ウォッチを導入しようとしています。これは、この新しい試練の存在を認めつつ、伝統的な機械式時計には未来があること、そして実際、機械式時計こそが未来であることを示すためです。これは私たちにとって単なる時計以上のものです。スイス アルプ ウォッチはある種の象徴です。それは、私たちの忍耐力、そして価値と伝統のために戦うのだという激しい欲求を表しています。つまり、私たちが信じているすべてのものを具現化しているのです」と、エドゥアルド・メイラン氏は述べています。

  電子式の心臓部を備えつつ、機械式時計のように見せかけた時計を作るのではなく、その反対の道を H. Moser & Cie. は選びました。スイス アルプ ウォッチは、スマートウォッチの現代的なデザインにインスピレーションを得ながらも、完全に機械式です。100%スイス・メイドのマニュファクチュール製ムーブメントと、少なくとも 100時間のパワーリザーブを備えたスイス アルプ ウォッチは、長持ちするようにデザインされており、次世代に向けた装備が整っています。H. Moser & Cie. にとってのクラシックなシグネチャー ダイヤル、象徴的なフュメ ダイヤルを採用し、時代を超越しています。先が細くなったラグはビンテージ・ルックとなっており、モーザー グリーンのレザーライニングがついたクーズー レザーストラップは、この時計に現代的な鋭さを与えつつ、同時にモーザーのディテールへのこだわりを物語っています。手巻 HMC324 キャリバーによって駆動されるスイス アルプ ウォッチは、創意工夫の驚異であり、時計製造技術の頂点を示しています。


「スイス アルプ ウォッチでは、電話をかけたり、最新のうわさ話を共有するメッセージを送ったりすることはできません。また、2インチ画面で作成した美しいスケッチを送信したり、心拍数を共有することもできません。しかし、そういったことよりも、はるかに多くのことが可能であり、人生において重要なことの再発見を可能にします。フィルターや媒介物を取り払い、美化することなく、身内の人々と感動を分かちあえるようにします。何よりも重要なのは、アップデートする必要なく、いつの日か自分の子供たちに引き継ぐことができるという点です」と、ほほ笑みながらエドゥアルド氏は語ります。


H.Moser & Cie.(H.モーザー) 乗るか、そるか、乗り直すか? 闘争精神のシンボルとなる「スイス アルプ ウォッチ」

スイス アルプ ウォッチ

Ref.:8324-0200
ケースサイズ:38.2×44.0mm
ケース厚:10.3mm
ケース素材:18K ホワイトゴールド
ストラップ :手縫いのベージュ クーズー レザー、モーザー グリーンのレザーライニング付き、18K ホワイトゴールドのピンバックル、Moser ロゴのエングレービング
ムーブメント:手巻(自社製)、cal.HMC 324、毎時18,000振動、27石、約4日間パワーリザーブ
仕様:シグネチャー フュメ ダイヤル、サファイアクリスタル風防、サファイアクリスタルのシースルー ケースバック、「M」で装飾されたねじ込み式リュウズ、サンバースト仕上げを施したフュメ ダイヤル、植え文字のインデックス、リーフ型の時針と分針、6時位置のスモールセコンド
限定:世界限定50本
予価:3,000,000円(税抜)

H.Moser & Cie.(H.モーザー) 乗るか、そるか、乗り直すか? 闘争精神のシンボルとなる「スイス アルプ ウォッチ」


※2016年1月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。

NEW RELEASE

新着情報をもっと見る