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CREDOR | クレドール 2024新作 巨匠ジェラルド・ジェンタ氏のデザインによる、歴史的モデル「クレドール ロコモティブ」が、クレドール誕生50周年を記念して復活

CREDOR(クレドール) 2024新作 巨匠ジェラルド・ジェンタ氏のデザインによる、歴史的モデル「クレドール ロコモティブ」が、クレドール誕生50周年を記念して復活

 セイコーウオッチ株式会社が、クレドールから、ブランド誕生50周年を記念した限定モデル「Locomotive(ロコモティブ)」を、2024年8月9日(金)より発売します。希望小売価格は1,760,000円(税込)、数量限定300本です。


クレドールとジェラルド・ジェンタ氏

 クレドールの歴史を代表するモデルの一つである「クレドール ロコモティブ」が復活するにあたり、クレドールとデザイナーのジェラルド・ジェンタ氏の関係を紐解きます。

 クレドールは貴金属を素材とした「特選腕時計」から、1974年に日本発の高級ドレスウオッチブランドとして誕生しました。クレドールの語源である「黄金の頂き」には、国産腕時計として、品質と美しさの頂点を極めていくという強い思いがこめられています。そのクレドールが、ブランドならではのオリジナリティを持った「唯一無二のデザイン」を追求し、開発したのが、「クレドール ロコモティブ」です。時計デザイナーのジェラルド・ジェンタ氏によって手掛けられ、1979年に発売されました。ジェンタ氏は、時計史に残る様々な傑作モデルを生み出し、その前衛的で多彩なデザインから「時計界のピカソ」と称された人物です。「クレドール ロコモティブ」は今なお世界中の人々を魅了し、ジェンタ氏とセイコーの深い友情と相互の尊重を象徴するモデルとして、クレドールの歴史に刻まれています。

 開発当時、ジェンタ氏は何度も日本を訪れ、セイコーと親密な関係を築いていました。セイコーのために時計をデザインすることに喜びを感じていたというジェンタ氏は、「クレドール ロコモティブ」を、数々の名作とともに自身の重要な作品の一つと考えていました。

「Locomotive」という言葉には「機関車」と「牽引力となるもの」という2つの意味があります。これは、モデル開発時にジェンタ氏が、「クレドールを牽引し、未来を担うモデルになってほしい」という願いを込めて付けた名称です。実際に、「クレドール ロコモティブ」の誕生を契機として、ケースやバンドのデザインに一層の多様性が生まれ、現在まで継承されているクレドールのオリジナリティの確立に大いに影響を与えました。

 ジェンタ氏の寡婦であり、ビジネスパートナーでもあるイヴリン・ジェンタ氏は、「亡き夫は、常にアジアの国や文化に親しんでおり、何度も日本を訪れる中で、その文化、特に職人たちの技を極めようとする姿勢、細部へのこだわり、一目置かれる高度な技術を愛し、セイコーのために働けることを光栄に思っていました。そんな彼ですから、この作品が蘇ることを知ったら、きっと喜ぶと思います」と語っています。

CREDOR(クレドール) 2024新作 巨匠ジェラルド・ジェンタ氏のデザインによる、歴史的モデル「クレドール ロコモティブ」が、クレドール誕生50周年を記念して復活

ジェンタ氏の手描きスケッチにオマージュを捧げ、オリジナルモデルから進化を遂げたデザイン

「Locomotive」を復活させるにあたり、大切にされたのはジェンタ氏への敬意です。オリジナルモデルの開発時に、ジェンタ氏が描いていた1枚のスケッチから、彼の想いを汲み取り、当時実現できなかった、スケッチの詳細なデザインが再現されました。さらに、ジェンタ氏の大胆なデザインコードはそのままに、現代の技術によって機能面のアップデートが加えられています。

 蒸気機関車からインスパイアされた、グレーがかった黒色のダイヤルには、機関車から吹き出す蒸気のような繊細なパターンが施されています。このパターンは、デザイナーがオリジナルのスケッチを再解釈して作成したレンダリングに基づき、約1,600本の線が、一本ずつ機械で彫刻されています。見る角度や光の入り方によって様々な表情を見せるダイヤルは、本モデルの最大の特徴の一つです。

「Locomotive」のアイコンである六角形のケースやベゼルは、機関車をモチーフにしており、6本のねじは長期的な使用に適した機能ねじが採用されています。12時位置のインデックスは、スケッチのとおり1本から2本へと変更されています。

 りゅうずの位置もスケッチに忠実に、ちょうど4時位置に合うよう調整されています。ベゼルからケースサイドにかけて仕上げ分けが施されたケースは、モデル全体の美しさを際立たせています。ケースとブレスレットには、ステンレススチールよりも軽く錆びにくい、ブライトチタンが採用されています。

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快適な装着感を追求した専用のブレスレット

 ブレスレットも「Locomotive」たる重要なデザイン要素の1つです。中留側に向かって、細部まで丁寧に作りこまれたテーパー駒や、六角形の中駒が特徴です。高度な技術で作られたブライトチタンのブレスレットは、快適な装着感と高い耐久性を備えています。


クレドール専用、薄型自動巻メカニカルムーブメントを開発

 搭載されるムーブメントは、メカニカルムーブメント、キャリバーCR01です。薄型の3針メカニカルムーブメントに仕上げられたことで、クオーツムーブメントを搭載したオリジナルモデルと同様に、厚さ9mm以下のエレガントなフォルムが実現されました。


ジェラルド・ジェンタ氏について
1931年5月1日ジュネーブ生まれ。
1950年代に時計のデザインを始め、「クレドール ロコモティブ」をはじめとする時計史に残る数々の傑作をデザインした。
最高級時計ブランドとのコラボレーションと並行して1969年に自身の会社を設立。自身の名を冠したブランドを展開し、卓越した作品を数多く生み出した。常に創造と革新を続け、新しい形や素材と時計製造の複雑さを融合させた。前例のないアイデアに取り組むジェンタ氏は瞬く間に世界中の時計業界と時計愛好家から尊敬と高い評価を得るようになった。 2011年8月、80歳で逝去。

クレドール50周年記念
LOCOMOTIVE 限定モデル

Ref:GCCR999
ケース径:38.8mm(りゅうず含まず)
ケース厚:8.9mm
ケース素材:ブライトチタン
防水性:日常生活用強化防水(10気圧)
ストラップ:ブライトチタン、両プッシュ三つ折れ方式中留
ムーブメント:自動巻(手巻つき)、Cal.CR01、日差+15秒~-10秒、約45時間パワーリザーブ(最大巻上時)、26石
仕様:時・分・日付表示、サファイアガラス(内面無反射コーティング)
限定:300本(うち国内:200本)
価格:1,760,000円(税込)
発売予定:2024年8月9日(金)

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※2024年5月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。

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クレドール(CREDOR)についてのお問合せは・・・

セイコーウオッチ株式会社
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-1-1
TEL: 0120-302-617


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