CREDOR | クレドール バラの花束のレリーフが手元を飾る華麗なウオッチ ブランド誕生40周年を記念した「ミニアチュール」限定モデル
<クレドール>から、ブランド誕生40周年を記念し、高度な細密彫刻技法を駆使した<クレドール>ジュリ「ミニアチュール限定モデル」1機種が2014年7月11日(金)より全国の<クレドール>取扱店にて発売されます。希望小売価格は4,000,000円+税、数量は限定15本です。
<クレドール>は、日本人の感性と精緻を極めた技術により、豊かな個性を持つ高級ドレスウオッチのシリーズとして1974年に誕生しました。仏語で「黄金の頂き(CRÊTE D’OR)」を意味するその名前の由来に相応しく、ムーブメントから細かな部品のひとつひとつに至るまで、厳選された素材に名工の技術を注ぎ込み、その美しさと品質を守り続けています。
今回の限定モデルは、日本の美意識や確かな匠の技を原点に、女性の心を豊かにするウオッチを創り出してきたクレドールから贈る、華やかなバラの花束をデザインコンセプトにした華麗なウオッチです。バラの花束のレリーフ部分には、卓越した感性と技術により、高度な象嵌技法によるピクウェ※をはじめとした美しいジュエリーを生み出す日本のジュエリー作家・塩島敏彦(しおじまとしひこ)氏による「ミニアチュール」を採用しました。
※蝶貝、べっ甲、象牙などの有機素材に模様を彫ってくり抜き、くり抜いた部分に貴金属を嵌め込む高度な特殊象嵌技法のことで、2012年よりクレドールのモデルにも採用しています。
■「ミニアチュール」の歴史
ミニアチュールの語源は、古代ローマで用いられた朱色の顔料のミニウム「minium(鉛丹)」に由来し、一般には写本などの挿絵や装飾として描かれた絵のことを指します。歴史的に古代エジプトのパピルスなどに古くから描かれ、中世ヨーロッパでは聖書の手写本などの装飾として盛んに描かれていました。中世のミニアチュールは小さなものが多かったため、小さなサイズの絵や緻密な装飾を指してミニアチュールと呼ばれるようになったと言われています。16世紀末頃からは枠に宝石があしらわれたりロケットに仕立てられたりするなど、装飾品のかたちをとることが多くなりました。
■塩島敏彦氏のミニアチュール
塩島氏の手掛けるミニアチュールは、主に象牙に細密彫刻を施した植物や動物などのレリーフを、背景部の薄い板にセットし、その上から磨き出した水晶レンズをかぶせ、リングやペンダントブローチに仕上げたものです。レンズ効果により拡大された繊細なレリーフの立体感と奥行きが美しい作品です。
≪クレドール40周年記念 2014「ミニアチュール」限定モデル≫
■いつの時代にも女性にとってエレガンスを象徴する「バラの花」をモチーフにしたミニアチュールデザイン
いつでも腕元で見て楽しめるよう、大粒のダイヤモンドで取り巻いたウオッチのふたの部分にミニアチュールをあしらいました。レリーフ部分には、独特の柔らかな色合いと風合いが美しく貴重なマンモスの牙を採用し、ミニアチュールとマンモスの牙双方の高い歴史的価値を組み合わせたクラシックなデザインに仕上げました。背景にはブルーに色付けした白蝶貝を用い、レリーフのアイボリー色との美しいコントラストを見せています。また、バラの花束を束ねるリボンの上には、ブランドネームの由来となるフランス語「crête d’or(黄金の頂き)」を彫刻しました。
■ミニアチュールを引き立てるクラシックなダイヤル
18Kイエローゴールドケースの8時位置にあるボタンを押して、ふたを開けると、時計本体のダイヤルが現れます。ギョーシェパターン(放射状の花模様)を施したダイヤルには、ロイヤルブルーのローマ数字でアワーマークをレイアウトし、ミニアチュールの魅力を引き立てるクラシックなデザインに仕上げました。アワーマークの間にはきらきらと輝くカット面が華やかなゴールドのインデックスを添え、ローマ数字の色に合わせて、美しく見やすいブルー色の針を使用しています。
■付け替えて異なる表情を楽しめる2タイプのストラップ
今回の限定モデルには、ライトブルーのサテン製のストラップと、濃紺のクロコダイル製のストラップをセットしています。クラシックな風合いのクロコダイルと、柔らかな輝きが美しいサテンの2タイプを付け替えることで2つの表情を楽しめます。
<クレドール>ジュリ クレドール40周年記念 2014「ミニアチュール」限定モデル
Ref.:GTTE564ケース径:26.3mm
ケース厚:11.6mm
ケース素材:18Kイエローゴールド、ダイヤモンド(計31個、1.36カラット、りゅうず含む)入り
ムーブメント:クオーツ、cal.1E70、平均月差±15秒(気温5℃?35℃において腕につけた場合)、電池寿命約2年、耐磁時計(JIS耐磁時計1種)
防水性:日常生活用防水
ストラップ:サテン(ライトブルー)、クロコダイル(濃紺)
仕様:メーカー保証2年間
価格4,000,000円(税抜)
限定:15本
取扱店:2014年7月11日(金)より全国の<クレドール>取扱店にて発売
塩島敏彦氏(しおじまとしひこ)
大学を卒業後、象嵌作家の父・塩島東峰氏のもとで象嵌技術を習得し、1985年、それまで美術館やアンティークジュエリーの市場でしか見ることのできなかった、ヨーロッパで途絶えて久しい幻の宝飾品「ピクウェ」を、100年の空白から再現することに成功しました。ピクウェだけでなく、卓越した感性と技術により、象牙の細密彫刻技法「ミニアチュール」やガラス工芸細工「パートドヴェール」など、独自性が高く美しい宝飾品を製作しています。1988年より、現在に至るまで毎年有名百貨店の美術サロンにて個展を開催しています。
1954年 5月甲府市生まれ
1983年有機素材に平象嵌をする特殊技術を修得後渡英。
中世ヨーロッパを起源とし、幻の技法と呼ばれたピクウェの再現に挑戦。
1985年100年ぶりにピクウェ技法を復活し、世界で唯一のピクウェの作家として現在に至る。
1998年日本象牙工芸展において東京都知事賞受賞。
2000年・2003年・2004年
日本象牙工芸展において経済産業省製造産業局長賞受賞。
2007年ミニアチュール作品を発表。
※2014年4月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。
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