CHOPARD | ショパール 2025新作 L.U.Cの複雑機構が刻む新たなマイルストーン:デザインを一新し、美を纏うハイコンプリケーションキャリバー。ショパール「L.U.C フライング T ツイン パーペチュアル」
2025年の新作としてショパールが、フライングトゥールビヨンとビッグデイト表示のパーペチュアルカレンダーを融合したハイコンプリケーションムーブメント「L.U.C 96.36-L」を発表し、メゾンの歴史に新たな一歩を刻みました。アトリエが培ってきた専門技術と革新が反映された「L.U.C フライング T ツイン パーペチュアル」は、フォレストグリーンの文字盤を擁する直径40.5mmの18Kエシカルイエローゴールド製ケースが水盤のような輪郭を描き、洗練された気品を湛えます。優れた視認性を誇るゴールド製文字盤には、熟練した職人によって手作業でギョーシェ模様が施され、自在に交換可能な画期的なストラップシステムにより、多彩なスタイルをお楽しみいただけます。このタイムピースは、クロノメーター認定のムーブメント精度を誇るだけでなく、その高度な仕上げによって品質を証明する ≪ Poincon de Genève ≫(ジュネーブ・シール)も取得しています。
キャリバー「L.U.C 96.36-L」:ハイコンプリケーションムーブメント
ショパール マニュファクチュールの芸術――それは、独自の革新的なビジョンによって複雑機構をより洗練されたものとし、斬新かつ独創的な方法で複雑機構を組み立てることにあります。1996年から続くショパール マニュファクチュールの歴史は、最新キャリバー「L.U.C 96.36-L」をはじめとする、数々の先進的なモデルに彩られてきました。
2013年、メゾン初となるトゥールビヨンと永久カレンダーを搭載した「L.U.C パーペチュアル T」は、マニュファクチュールの歴史にその名を刻みました。6年後には、それを凌駕する革新的な自動巻きフライングトゥールビヨン搭載モデル「L.U.C フライング T ツイン」を発表しました。マニュファクチュール初となる本作は、このカテゴリーで唯一、ジュネーブ・シールの品質証明とクロノメーター認定の双方を取得しています。
イノベーションを重ね誕生したのが、今回のムーブメント「L.U.C 96.36-L」です。たゆむことなく進化を追求してきたマニュファクチュールの姿勢を物語る、319もの部品で構成されたこのキャリバーは、先例のない技術開発により、これまでの成果が統合され誕生しました。マイクロローターとショパールツインテクノロジーを応用した積載式二重香箱により、厚さ6mmのムーブメントにフライングトゥールビヨンと日付表示を担う輪列を収納します。曜日、ビッグデイト、月の表示は、月ごとの日数の違いや閏年に応じて調整する必要はありません。パーペチュアルカレンダーは2100年3月1日に1日だけ修正が必要になりますが、それは機構の欠陥によるものではありません。グレゴリオ暦では、100年ちょうどの年については、400で割り切れる年にだけ閏年を設けると規定されているためです。また、このムーブメントは優れた精度により、パーペチュアルカレンダーのすべての表示を即時表示することが可能となっています。
「L.U.C フライング T ツイン パーペチュアル」は、フライングトゥールビヨンの上部ブリッジのない構造が特徴で、遮るものなく、その姿を楽しむことができます。秒単位での正確な時刻合わせを可能にするストップセコンド機能を備え、トゥールビヨンがムーブメントの精度を高めています。秒表示を備えた「L.U.C」コレクションのすべてのキャリバーと同様に、COSC(スイス公認クロノメーター検定局)の認定を得ており、このモデルにおいては、トゥールビヨンキャリッジの上にスモールセコンドが配置されています。地球の重力と等時性の影響を抑える目的で18世紀に発明されたトゥールビヨンは、最も洗練された複雑機構のひとつであり、卓越した技術の証でもあります。長年の研究開発の賜物ともいえるショパールのフライングトゥールビヨンは、まさしくマニュファクチュールの成熟度を物語るものです。
「L.U.C フライング T ツイン パーペチュアル」は、ショパールツインテクノロジーを応用した積載式二重香箱に蓄えられるエネルギーにより、65時間のパワーリザーブを保証します。
ジュネーブ・シール:優れたクラフツマンシップの証
「L.U.C フライング T ツイン」は、ショパールが誇る最高のクラフツマンシップの結晶と言えるでしょう。ラフカットされた部品は手作業で再加工やトリミングが行われ、その後に伝統的な技術を用いて手作業で装飾が施されます。用途によって異なる数百もの工具を使用し、たとえブリッジに隠れて見えない場所の部品であっても、同じ作業が行われています。面取り、サテン仕上げ、ポリッシング、サーキュラーグレイン仕上げ、コート・ド・ジュネーブなどを経て、アトリエでの個別検査、手作業での組立へと進みます。ショパールが長年にわたり守り続けてきた権威あるジュネーブ・シールは、高度な職人技と細やかな配慮による品質を証明するものです。ジュネーブ・シールは審美的、技術的な要素に関する認証であり、ジュネーブ州が制定した法律に基づき、独立機関によって認定されています。構造、外観、精度を含め、ケースとムーブメントに対し、他に類を見ない高度な基準が定められています。ショパールでは、2019年にフライングトゥールビヨンを搭載した初めてのキャリバーを発表して以降、「L.U.C フライング T ツイン」から「アルパイン イーグル フライング トゥールビヨン」に至るまで、このキャリバーを搭載したすべてのモデルが、この栄誉ある品質証明を取得しています。
よりスリムに、刷新を遂げたケース
L.U.Cコレクション初となる、フライングトゥールビヨンを搭載したハイコンプリケーションモデル「L.U.C フライング T ツイン パーペチュアル」には、ムーブメントの仕上げと同調した、さりげなく洗練を感じさせるデザインの新たなケースを採用しました。直径40.5mm、厚さ11.6mmというサイズは、どんな手首にもフィットします。ケースは、ポリッシュ仕上げのドーム型ベゼルよりも底面が狭い、水盤のようなフォルムにデザインされています。19世紀、ルイ‐ユリス・ショパールの創造性豊かなヘリテージに連なる懐中時計に発想を得たクラフツマンシップを反映し、この特徴的な輪郭は、印象深く洗練された美しさを醸し出しています。
新しいケースは、側面にバーティカルサテン仕上げが施され、エレガントなだけでなく操作性にも優れた、縦溝が刻まれたリューズを備えています。緩やかなドーム型のサファイアクリスタルは、ベゼルの曲線と完璧に溶け込み、完成されたバランスの良いフォルムを実現しています。ラグはケースに溶接される前に独立して製造され、完璧に美しい仕上がりが保証されていることも、優れたクラフツマンシップの証です。ケースデザインを一新したエシカルゴールド製の「L.U.C フライング T ツイン パーペチュアル」は、まさに時計愛好家のために作られたタイムレスな逸品であり、これからのコレクションのデザインに新たな道をひらきます。
手作業によるギョーシェ模様の文字盤:職人技への徹底したこだわり
1997年に発表された最初の「L.U.C 1860」以降、「L.U.C」モデルの文字盤は、ウォッチメイキングの最も純然たる伝統に則って製造され、ギョーシェ模様はコレクションの象徴となっています。1990年代に絶滅の危機に瀕したこの歴史ある技巧は、現在でも数台の希少なギョーシェ装飾用の旋盤を所有するショパールのようなマニュファクチュールの努力により存続しています。この旋盤を用いて、専門の職人がたがねを使って金属の薄い表面を削り、10分の1ミリの精度で反復して模様を刻みます。
深みのあるフォレストグリーンの文字盤では、6時位置に配置されたフライングトゥールビヨンの開口部から放射状に広がるサンバースト模様がギョーシェ装飾で浮かび上がり、このタイムピースのハイライトとなっています。
ミニッツトラック下の文字盤外周には同心円状のスネイル仕上げが施され、針とインデックスには、イエローゴールドが採用されています。ショパールのパーペチュアルカレンダーでは、12時位置に大きな2つの開口部を設け、最もニーズの高いデイト表示を配置しています。また、ゴールドで縁取られた2つのサブダイヤルにも、9時位置に配されたカウンターの中央部分を除き、スネイル仕上げが施されています。9時位置のサブダイヤルは24時間表示用で、デイ/ナイト表示としても機能します。上部(昼)には太陽の存在を象徴するサンバースト模様が、下部には夜の静けさを思わせる水平モチーフが刻まれています。つまり、すべての表示は、デザインとしての調和だけでなく、完璧な視認性も考慮して構成されているのです。
インターチェンジャブル ストラップ:あらゆるシーンに対応
今回の新作モデルには、ショパールコレクションでは初となる、交換可能なインターチェンジャブルストラップシステムが装備され、さまざまな服装やシーン、アクティビティに合わせてスタイルを変化させることができるようになりました。極めて利便性の高いこの新システムは、ミドルケースとバックルから工具を使わず素早く交換できるよう設計されており、ショパールが哲学の根幹に据えている、使いやすさと着け心地の良さを保証します。時計にはアリゲーターとカーフレザーの2本のストラップが付属するほか、ショパールの各ブティックでは、様々な色や素材のストラップが用意されています。
L.U.C Flying T Twin Perpetual
L.U.C フライング T ツイン パーペチュアル
Ref:161989-0001
ケース径:40.50mm
ケース厚:11.63mm
ケース素材:18Kエシカルイエローゴールド
防水性:30m
ストラップ:インターチェンジャブルストラップシステム、グリーンアリゲーターまたはベージュグレインカーフレザー、18Kエシカルイエローゴールド製フォールディングバックル
ムーブメント:自動巻き、Cal.L.U.C 96.36-L、約65時間パワーリザーブ、毎時25,200振動(3.5Hz)、25石
仕様:時・分表示、パーペチュアルカレンダー、3時位置に月と閏年表示、6時位置のフライングトゥールビヨンキャリッジにスモールセコンド、9時位置に24時間と曜日表示、12時位置の2つの小窓にインスタント式ビッグデイト表示、ストップセコンド機能、手作業によるギョーシェ装飾を施したPVD加工によるフォレストグリーンカラーのエシカルゴールド製文字盤、シースルーケースバック
価格:要お問い合わせ
※2025年1月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。
BRAND NEWSショパール ブランドニュース
-
2025新作 L.U.C複雑機構の最高傑作:新たな美を纏う天文学的ムーンフェイズを備えたパーペチュアルカレンダー。ショパール「L.U.C ルナ ワン」
2025/01/22
-
2025新作 L.U.Cの複雑機構が刻む新たなマイルストーン:デザインを一新し、美を纏うハイコンプリケーションキャリバー。ショパール「L.U.C フライング T ツイン パーペチュアル」
2025/01/22
-
TimeForArtに敬意を表し、芸術的職人技を駆使したアルパイン イーグル ユニークピース。ショパール「アルパイン イーグル 41 XP Time For Art」
2024/12/10
BRAND CONTENTS ショパール コンテンツ一覧
INFORMATION
ショパール(CHOPARD)についてのお問合せは・・・
ショパール ジャパン プレス
〒104-0061 東京都中央区銀座2-4-14
TEL: 03-5524-8922
ショパール ブランドページを見る