CHOPARD | ショパール 2023新作 詩情あふれる華麗な複雑機構を搭載。サファイアとダイヤモンドの空が時を彩る。ショパール「インペリアーレ インペリアーレ デイ＆ナイト」

　2023年の新作として、ショパールの「インペリアーレ」コレクションから、華麗なハス（蓮）の花の美しさが際立つ、シリアルナンバー入り25本リミテッドエディションの18Kエシカルローズゴールド製タイムピースが発表されました。コレクションを象徴するこのフローラルモチーフは、昼と夜を識別するデイ／ナイト表示の回転機構によって、刻々と変化する美しい空の様子を堪能できます。サファイアとダイヤモンドがセットされ、ゴールド製のハスの花びらの彫刻をあしらった文字盤は、ショパール マニュファクチュールの時計職人によって開発されたキャリバー「L.U.C 96.30-L」によって命を吹き込まれた究極の洗練美を醸しています。

　エジプトやインドにおいて神聖な花とされるハスは、太古の昔から太陽と関連付けられてきました。エジプトに伝わる伝説によれば、太陽は毎朝ハスの花冠から昇り、日暮れには花びらに沈んでいくとされています。ショパールは自然を観察することで、そこからインスピレーションを得て、この「インペリアーレ」コレクションのシリアルナンバー入り25本限定ウォッチをデザインしました。「ハスの花は日の出に開花し日暮れに閉じるため、このタイムピースには詩情あふれる可憐なデイ／ナイト表示の複雑機構を搭載することはごく自然の成り行きでした」と、ショパール共同社長兼アーティスティック・ディレクターのキャロライン・ショイフレは説明しています。またハスの花のデザインは、1994年に最初のモデルが発表された「インペリアーレ」コレクションの特徴のひとつであることからも当然の選択といえるでしょう。そのフォルムは、各モデルのリュウズと一部の文字盤に表れており、フライングトゥールビヨンやムーンフェイズを搭載したモデルにも、美しく装飾されたハスの花がモチーフとして使用されています。そして、ハスの花といえば忘れてならないのが、2017年のジュネーブ時計グランプリのジュエリー部門で最高賞を受賞したジュエリーウォッチ「ロータス ブラン」でしょう。メゾンのハイジュエリーアトリエで誕生した比類なきこのシークレットウォッチは、ダイヤモンドセットの豪華な装飾が施された花びらが文字盤上で開閉します。

卓越したノウハウ

　華やかさと詩的な優雅さの融合を称えるショパールは、ダイヤモンドがセットされた18Kエシカルローズゴールド製のケースが眩い、極めてフェミニンなウォッチをデザインしました。「インペリアーレ」の文字盤には、メゾンが持つウォッチ＆ジュエリーのノウハウの真髄が体現されています。このクリエイションの中心に据えられたハスの花を表現するために、ジュエリー職人は、ポリッシュ仕上げを施したローズゴールドのレース細工のような花びらを描き出し、それを彫刻とサテン仕上げを施した丸みを帯びた別のゴールド製花びらに繊細に重ねながら、遊び心のあるヴォイド（空洞）とソリッド（固形）の空間芸術を披露しています。さらに、燦然と輝きを放つダイヤモンドの縁取りが、この神聖な花を明るく照らします。

刻々と移り変わる風景

　デイ／ナイト表示の回転ディスクは精巧を極めたミニチュアの傑作であり、時刻によって移り変わる空の様子を表現しています。昼と夜の微妙なニュアンスの景色を作り出すために、ショパールは数々の職人技を駆使しています。

　マザーオブパールで精巧に制作されたこの「インペリアーレ」の動く文字盤は、セルリアンブルーのグラデーションにラッカー仕上げが施されており、ゴールドパウダーの7つの星が配されています。ダイヤモンドとサファイアのスノーセッティングが6つの異なるブルートーンを構成して、昼と夜の移り変わりを見事に表現しています。この安定した動きは、マニュファクチュールのアトリエで開発されたキャリバー「L.U.C 96.30-L」によって実現しています。

　ショパール マニュファクチュール初のキャリバーをベースに独創的なバリエーションを加えたこの自動巻きムーブメントは、65時間のパワーリザーブを確保し、24時間で1回転するデイ／ナイト表示用ディスクを駆動させています。この「インペリアーレ」モデルは暗闇から明るみへと徐々に表情を変えます。真夜中を過ぎると、星を散りばめたサファイアのドームは次第に姿を消し、星は翌日までディスクの反対側に隠れ、ホワイトダイヤモンドの空で演出された朝の光が現れます。1日を通して、時が奏でる魅惑のスペクタクルが堪能できます。