CAMPANOLA | カンパノラ 2024新作 腕元に美しい宇宙を投影する、カンパノラ「宙鏡（そらかがみ）」

　シチズン時計株式会社が、雄大な宙に想いを馳せ、今という時を愉しむためのウオッチブランド「CAMPANOLA（以下、カンパノラ）」から、腕元に美しい宇宙を投影するかのような美しい漆文字板を持つ「宙鏡」3モデル【限定1モデル含む、希望小売価格 385,000円～1,320,000円(税込)】を2024年11月8日（限定モデルは12月5日）に発売します。
※価格、発売日ともに予定です。

　今回発売となる「宙鏡」をテーマにした3モデルは、両手にすくった水に映る星空をみて、星々の出会いに人の営みを重ね想う平安時代の詩に着想を得て、星空への抒情が美しい絵画のように表現されています。モデルごとに異なる漆文字板の仕立てが特長です。

　数量限定となるラ・ジュー・ペレ社（スイス）のムーブメントを搭載したメカニカルモデル NZ0000-58Lは漆にプラチナ粉を蒔いて研ぎ出すことで深い星雲の揺らめきを、文字板を左右に流れる螺鈿や蒔絵で星々の煌めきを描いています。複数の漆技法を調和させ、宙を表現したこの文字板は会津塗の伝統工芸士、儀同哲夫（ぎどうてつお）氏の手によるものです。艶のある濃紺の漆塗りを施した見返しリングをあわせています。

　グランドコンプリケーションモデルのAH4080-01Mは、ミニッツリピーター、ムーンフェイズ、パーペチュアルカレンダー、クロノグラフの4大複雑機構を備えています。銀河の輝きを漆に螺鈿で表しました。手作業でグラデーションが施された漆塗りの見返しリングは光のゆらぎを感じさせます。

　光発電エコ・ドライブを搭載したBU0020-20Lは金属粉を混ぜた紺漆で6時位置のサブダイヤルに星が瞬く様子を閉じ込めています。見返しリングやLWG（レザーワーキンググループ）認証のワニ革バンドも紺色のワントーンにすることでシックな雰囲気にまとめられています。

～儀同哲夫氏プロフィール～
　昭和23年、福島県会津若松市生まれ。伝統工芸士として会津漆器の伝統を守り、新たな可能性を追求している。またその技を次の世代に伝えるべく、後進の育成にも情熱を傾けている。平成14年よりカンパノラの漆塗り文字板制作に携わる。令和元年、瑞宝単光章受章。