AUDEMARS PIGUET | オーデマ ピゲ 2025新作 ステンレススティールとグレーのニュアンス。オーデマ ピゲ「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ オートマティック」「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ クロノグラフ」

2025年の新作としてオーデマ ピゲが、「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」コレクションより2つのステンレススティールモデルを発表しました。2023年に発表されたモデルに続くこれらの新作は、新しいグレーのニュアンスのダイヤルとストラップが、アイコニックな「ナイトブルー、クラウド 50」カラーと繊細なコントラストを成しています。自動巻き3針および自動巻きクロノグラフの2つのバージョンで展開されるこれらのモデルは人間工学と優れた視認性に重点を置いた、洗練された落ち着きのある美しさを演出し、コレクションの多彩さを際立たせています。
優美さと繊細さが調和した美しさ
全てにステンレススティールを使用したこの2つのタイムピースは、マニュファクチュールのトレードマークである、ポリッシュ仕上げとサテン仕上げを交互に施した仕上げが生み出す光の戯れにより、CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲのケースの多面的な建築美を際立たせています。スティールの美しさを引き立てるスレートグレーの文字盤と、インナーベゼルとクロノグラフカウンターにあしらわれた「ナイトブルー、クラウド 50」のアクセントが美しいコントラストを生み出しています。
文字盤には、スイスのギョーシェ職人ヤン・フォン・ケーネルとAPデザインチームが共同開発した“シグネチャー”と呼ばれるエンボスパターンが施されています。手作業で丹念にエングレービングされた文字盤のベースとなる金型には、水面の波紋のような同心円のパターンが施され、「シグネチャー」の装飾は数百の微小な凹凸が光を捉えて輝きます。繊細な輪郭を保ち際立たせるため、文字盤はガルバニック処理により色付けされています。クロノグラフバージョンのカウンターには、PVD加工により「ナイトブルー、クラウド 50」カラーが使用され、ガルバニック処理によるロジウムの縁取りが施されています。CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ コレクションのためだけに開発されたダブルカーブサファイアクリスタルにより、パターンのさまざまなディテールがさらに際立ちます。
新作には、長くエッジの効いたポリッシュ仕上げのアワーマーカーと、18Kホワイトゴールド製の時針と分針が採用され、暗い場所でも最高の視認性を発揮する蓄光処理が施されています。グレーのテキスタイル調ラバー加工ストラップにはカーフスキンのライニングが施され、デザインの完成度を高めています。

ステンレススティールの挑戦
ラグは、CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲの特徴的なデザイン要素の一つです。一般的なラウンドウォッチとは異なり、スタイリッシュなラグの上部は極めて薄いベゼルにシームレスに溶接され、下部はケースバックの延長線上にぴったりと一体化されています。これを実現するために、精密で複雑なプロセスが開発されました。ラグ内のへこみにブレージングソルダー(接着剤)を塗布し、そこにレーザー溶接を施して接合部を形成します。その後、窯で部品を焼き、接着剤を溶かして硬化させます。この工程には、ファイルで不完全な部分を除去し、ラグの輝きを引き出すために手作業による仕上げが施されます。
当初ゴールド製ケースに向けて開発されたプロセスを、ステンレススティールに適応させる必要がありました。メイランのワークショップマネージャーであるトマは、このように説明します。「ステンレススティールにはプロセス全体において、より慎重な取り扱いが必要です。例えば、周囲の温度が25度を超えてはいけないことや、接着剤が急速に乾燥するため、一度に生産できるパーツ数が限られることなどが挙げられます。また、ステンレススティールは加工が難しいため、手作業による仕上げにはより多くの時間を要します」。約30人の人々が、CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲのケースの製作のみに従事しています。オーデマ ピゲの品質基準に適合するステンレススティール製部品に最適なパラメータを見つけるために専任のチームが設立され、1年という期間が費やされました。他の素材と同様に、これらの要素もラグが破損するまで引っ張る機械を用いて耐久性がテストされます。「貴金属の専門知識を持つ私たちにとって、このプロジェクトはスティールに関する専門性を深め、技術力をさらに向上させる機会となりました。製品発表のスケジュールに合わせて品質テストを開発することは、チーム全員にとって非常に厳しくもやりがいのある挑戦となりました。新たな課題に立ち向かうたびに、チームの情熱と結束が私たちを奮い立たせ、自分自身を超える力を授けてくれるのです」とトマは締めくくりました。

先進的なムーブメント
新作には、技術的精度、信頼性、人間工学に基づいた快適性、そして洗練された仕上げを兼ね備えた最新世代のムーブメントが搭載されています。これらのムーブメントは、現代のライフスタイルにフィットする使いやすさを考慮して、オーデマ ピゲのエンジニアと時計職人により特別に設計されています。
自動巻き3針モデルは、キャリバー4302のリズムに合わせて時、分、秒、日付を表示します。クロノグラフモデルは、キャリバー4401の自動巻き一体型クロノグラフで、コラムホイールとフライバック機能を備えています。どちらのムーブメントも特許保持のメカニズムで、時計の機能調整時の優れた安定性と精度を備えています。直径32mmのゆったりした形状で、測定機能が向上しています。キャリバー4401は、クロノグラフ機能の起動や停止時に針がブレることのないように、垂直クラッチを備えています。特許取得のリセットメカニズムによりそれぞれのカウンターの針は瞬時に初期位置に戻ります。
サファイアケースバックを通して、このコレクションのためだけに製作された22Kピンクゴールド製ローターや、また、ポリッシュ仕上げのエッジ、縦方向のサテンブラッシュ仕上げ、コート・ド・ジュネーブ、サーキュラーグレイン、面取りなどのオートオルロジュリーの装飾がこれら2つのムーブメントの部品に施されているのが鑑賞できます。
CODE 11.59 by Audemars Piguet Selfwinding
CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ オートマティック
Ref:15210ST.OO.A009KB.01
ケース径:41.0mm
ケース厚:10.7mm
ケース素材:ステンレススティール
防水性:3気圧
ストラップ:グレーのテキスタイル調ラバー加工ストラップ、ステンレススティールのピンバックル
ムーブメント:自動巻き、Cal.4302、約70時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、32石
仕様:時・分・秒・日付表示、グレーダイヤル、蓄光処理を施した18Kホワイトゴールドのアプライドアワーマーカーと針、ブルーインナーベゼル、ダブルカーブの反射防止加工サファイアクリスタル、反射防止加工サファイアクリスタルケースバック
予価:3,795,000円(税込)

CODE 11.59 by Audemars Piguet Selfwinding Chronograph
CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ クロノグラフ
Ref:26393ST.OO.A009KB.01
ケース径:41.0mm
ケース厚:12.6mm
ケース素材:ステンレススティール
防水性:3気圧
ストラップ:グレーのテキスタイル調ラバー加工ストラップ、ステンレススティールのピンバックル
ムーブメント:自動巻き、Cal.4401、約70時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)、40石
仕様:時・分・秒(スモールセコンド)・日付表示、フライバック クロノグラフ、グレーダイヤル、9時と3時位置にグレーカウンターとブルーの外周リング、6時位置にブルーカウンター、蓄光処理を施した18Kホワイトゴールドのアプライドアワーマーカー、ブルーインナーベゼル、ダブルカーブの反射防止加工サファイアクリスタル、反射防止加工サファイアクリスタルケースバック
予価:5,225,000円(税込)

※2025年2月時点での情報です。掲載当時の情報のため、変更されている可能性がございます。ご了承ください。
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